見たもん勝ち ～建設業応援団～
【CCUS】 更新手続き始まる／まずは限定運用8500者から
2023/10/02建設時事
建設メール
建設業振興基金は、1日から建設キャリアアップシステム（CCUS）の更新手続きを開始、確実に手続きを行って欲しいと呼び掛けている。初弾は2018年度の限定運用時の登録事業者約8500者。期限の6カ月前となる9月末に案内メールが送信されている。なお、一人親方の場合は更新手数料が無料となっている。
CCUSの事業者登録期限は登録日から5年後の登録月の月末となる。登録のスタート時の18年度登録事業者は、19年4月の本格運用前だったため、限定運用時の特例として24年3月31日を有効期限としている。約8500者のうち法人・個人事業者が約7800者、残る約700者は一人親方という内訳。
更新手続きは有効期限の6カ月前から1カ月前の間に行う。案内メールが届いたら、その内容に従って手続きを行う。更新申請は、CCUSホームページからのインターネット申請と、全国に280カ所ある認定登録機関などでの申請とによる2方式。
インターネット申請の場合、メールにあるURLからCCUSにログイン。登録情報に変更がなければ申請ボタンをクリックするだけで終わる。変更がある場合は、変更部分の入力、変更に関する証明書などを画像で添付して、申請ボタンをクリック。申請情報の審査を行う。いずれも更新料の支払いを行い、更新完了となる。更新料はクレジットカード、払込票（後日郵送）で払い込む。
認定登録機関での更新手続きは、窓口対応となるため必ず事前に電話での予約を求めている。登録情報に変更がない場合は申請書へ記入して提出。変更がある場合は変更内容に関する書類も含めて申請書を提出する。更新料は、払込票（後日郵送）による支払いとなる。
更新手続きを行わないとIDは無効となる。再開する場合、新規に申請をやり直さなければならなくなる。
管理者ID利用料の未払いが原因でシステムにログインできない利用停止の場合、更新手続きの前に未払い金の支払いを行う必要がある。
更新手続きが始まったことで、今後は月末ごとに更新対象者への案内メールが送信される。
詳細はCCUSのホームページ（https://www.ccus.jp/p/application_jigyousya_renewal）を確認のこと。
