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【土木コレクション】 24日まで新宿駅西口で／帝都復興、リニアなどテーマ
2023/11/22業界動向
建設メール
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新宿駅西口の会場
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土木学会（田中茂義会長）は21日から24日まで、都内の新宿駅西口広場で「土木コレクション2023」を開催している。11月18日の土木の日にちなんだイベント。メインテーマは「帝都復興」「リニア中央新幹線」「森村橋復原プロジェクト」の3つ。
今年は未曾有の災厄をもたらした関東大震災から、100年の節目。復興の過程で造られたインフラは今なお街を支え続けている。そこで「帝都復興」をテーマにバナーやパネルで、帝都復興の主な事業を紹介している。
日本の新たな輸送の大動脈として、首都・中京・近畿の3大都市圏を一体化する「スーパー・メガリージョン」の形成につながることが期待されている「リニア中央新幹線」。難度が高い南アルプストンネルや都市部のシールドトンネル、高架橋などの工事に奮闘する様子を写真や動画で伝えている。
国の登録有形文化財「森村橋」の復原プロジェクトは、1906年に静岡県小山町に建設された橋で100年以上が経過して、落橋寸前まで老朽化したが、復原に成功。設計当時の図書がほぼ残っていない状況での再現計算や、元の部材をできるだけ再利用する施工法など、プロジェクトの全容を動画で紹介している。
他にも貴重な映像や子どもも楽しめる展示を行っている。土木の奥深さ、面白さを堪能できる。
開催日程は▽22日=午前10時～午後7時▽23日・24日=午前10時～午後5時。観覧は無料。日本建設業連合会、建設コンサルタンツ協会、セメント協会、電気事業連合会、日本橋梁建設協会、日本鉄道施設協会、日本道路建設業協会、プレストレスト・コンクリート建設業協会、日本埋立浚渫協会、全国上下水道コンサルタント協会、関東地域づくり協会が協賛している。
あわせて東京都建設局主催の「東京 橋と土木展」も同会場で開催している。
