見たもん勝ち ～建設業応援団～
【電子書籍】 4月にサービス開始／道路橋示方書など12冊
2023/12/08業界動向
建設メール
日本道路協会は、道路関係の基準類書籍となっている協会発刊図書の電子図書利用サービスを2024年4月から開始する。このほどサービス概要を明らかにし、第1弾として道路橋示方書・同解説、道路構造令の解説と運用など主要図書12冊を掲げた。建設系基準類の本格的な電子書籍化は日本初。
システムは、電子図書を購入するシステムと閲覧するシステムを連携させた形式とし、協会独自のサービスを開発する。閲覧方式は、bookend view（ブラウザでの閲覧）とbookendアプリ（アプリでの閲覧）の2方法。アプリでダウンロードすればオフライン環境でも閲覧できる。
使える機能は、キーワード検索、目次から該当ページへのジャンプ、テキストのコピー＆ペースト、スクリーンショット、付箋、メモなどが利用できる。
4月から6カ月間を導入期と位置付け、無料購入できる形となる。導入期終了後の販売価格は今後の検討。また、終了後は取得した電子図書は利用できない。利用を希望する場合は、正規料金での購入が必要になる。利用できるのは協会の会員・非会員。
電子化を予定している12冊は、道路橋示方書・同解説がⅠ～Ⅴ編、道路構造令の解説と運用、舗装設計施工指針、舗装施工便覧、舗装設計便覧、道路土工要綱、付属物（標識・照明）点検必携、舗装点検必携となっている。
