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【22年度直轄工事】 総価契約単価合意が最多／多様な入札契約方式実績
2023/12/13建設時事
建設メール
国土交通省がまとめた2022年度の直轄工事等契約状況によると、地方整備局（港湾空港除く）の多様な発注方式の取り組みは、総価契約単価合意方式が圧倒的に多かった。契約件数は5317件に及ぶ。このほか、詳細設計付き施工発注方式は22件、設計施工一括発注方式1件だった。
総価契約単価合意方式は一般土木で2508件、維持修繕1074件、アスファルト舗装340件などが多い工種。管内別では、九州が1039件で最も多く、中部825件、近畿765件、東北756件などと続く。当初契約金額の合計は1兆1374億3423万4000円。延べ入札参加者数は2万8074者にのぼる。
詳細設計付き施工発注方式は、一般土木8件、機械設備13件、通信設備1件の内訳。管内別では関東3件、北陸7件、中国4件、九州8件だった。当初契約金額は合わせて44億398万2000円。延べ入札参加者は71者だった。
設計施工一括は一般土木工事で東北地方整備局の発注だった。14者が入札に参加。当初契約金額22億1870万円となった。
なお、21年度は総価契約単価合意方式が圧倒的に多かった。契約件数は6596件、詳細設計付き施工31件、設計施工一括発注方式2件だった。
